超重戦車マウス
黒森峰女学園
ドイツ軍が、ソ連がKV-1、KV-2を超える新型戦車を開発する可能性を考慮し、それを凌ぐ「最強戦車」として開発した。主砲には128mm砲、同軸の副砲に75mm砲を搭載するという極めて強力な武装を誇り、装甲厚も最大240mmという超重戦車で、重量は188tにも及ぶ。しかい、終戦までに完成したのは僅かに試作車輌が2輌で、実戦に参加した試作2号車も、機関の不調のため乗員によって爆破、放棄されている。戦後、ソ連が鹵獲した1号車と2号車を組み合わせて走行可能なマウスを再現、現在もクビンカ戦車博物館で展示されている。
スペック
国籍 | ドイツ |
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製造 | アルケット社他 |
乗員 | 6名 |
エンジン | ダイムラー・ベンツMB509 V型12気筒液冷ガソリン |
重量 | 187.998t |
全長 | 12.659m |
車体長 | 9.034m |
全幅 | 3.67m |
全高 | 3.63m |
履帯幅 | 110cm |
超壕能力 | 4.5m |
渡渉水深 | 2.0m |
変速機 | 前進2速後進2速 |
最高速度 | 22km/h(路上)/11km/h(不整地) |
航続距離 | 186km(路上)/97km(不整地) |
主砲 | 128mm PaK44 L/55(主砲弾:68発) |
副武装 | 75mm KwK44 L/36.5(副砲弾:200発)、7.92mm MG34機関銃×1 |
装甲 | 50~240mm |
生産数 | 2輌(加えて製造途中の試作車4輌) |
※このスペックは、すべて黒森峰女学園に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。